日本や世界の野球に賭けれるブックメーカー

ブックメーカーは、イギリスで18世紀に始められた賭け屋で、オッズを提示して客から予想を募集し、的中者に配当を行うという日本のノミ屋と似た内容のサービスを提供しています。ただし、1960年にイギリスの政府が公認しており、ノミ屋のようにアンダーグラウンドのみで行われているものではなく、ヨーロッパだけでも100万人以上の人が利用しています。

また、ブックメーカーは賭けの対象が非常に多様で、世界中のスポーツにベット出来ることが特徴です。例えば、野球であればメジャーリーグやNPBなどのその国のリーグと共に、WBCなどの国際試合にもお金を賭けることが出来ます。

ちなみに、日本では公営以外のギャンブルは禁止されているので、国内の業者が運営しているブックメーカーを利用して野球にお金を賭けた場合は、賭博及び富くじに関する罪が適用により処罰されます。また、公営であってもノミ屋の利用も違法なので、競馬法第30条や自転車競技法第56条などにより、利用者ともども処罰されてしまいます。

ただし、これはあくまでも国内の業者が運営しているブックメーカーを利用した場合だけです。つまり、海外の政府認定のブックメーカーをインターネットを通して利用したような場合は、摘発されるような心配はないということです。これは、海外旅行に行った際にギャンブルで遊んでも帰国後に問題を問われないのと同じで、国内法を海外業者に適用することが出来ないからです。