国内からも参加 世界のブックメーカー

世界のスポーツや国際的に大きなイベントを紹介する際に、どちらが優勢なのかを説明するために用いられるケースが多いのがブックメーカーのオッズです。例えば、2016年に実施されたアメリカの大統領選挙では、Hillary Rodham Clintonが1.2倍、Donald John Trumpが4.5倍という数字が提示されています。これは、的中した場合に支払われる配当金の倍率で、最終的にはDonald John Trumpが勝利したので、10,000ドル賭けていた人は、45,000ドルを手にしたということになります。

このように、非常にシンプルな内容のブックメーカーは、18世紀の終わりにイギリスの競馬場で始められたと考えられています。その後、あらゆるスポーツや世界的なイベントも賭けの対象となり、ヨーロッパだけでも100万人以上の人が利用するほど大きなサービスとなっています。

さらに、この流れはインターネットが普及して以降に大きくなり、国境を越えて展開しています。このために、日本からの利用も可能で、前述したアメリカの大統領選挙やメジャーリーグ、国内のプロ野球など様々なイベントにベットすることが出来ます。

ちなみに、日本では競輪や競馬などの公営競技以外にお金を賭けることは禁止されており、賭博及び富くじに関する罪が適用されて処罰を受けることになります。しかし、海外のブックメーカーを直接利用する場合は、外国に旅行した時にカジノで遊ぶのと同じ扱いになるので、摘発されることはありません。

大きく振りかぶる